定期的にがん検診を受けましょう
「検診を受けたら終わり」ではありません
検診や人間ドックを受けて「経過観察」を言われても、そのまま放っておく方もおられます。これは良くありません。あくまで「経過を観察する必要がある」と指摘されているわけですから、その後もきちんと受診していただきたいと思います。
検診や人間ドックは、ほかでもないご自身のために受ける検査です。「会社から受けろと言われたから、仕方なく受けた」というような消極的な姿勢ではなく、ご自身の将来の健康を守るうえで大事な検査とお考えになって、積極的な姿勢で受けるようにしましょう。
当院でがん検診が受けられます
大阪市阿倍野区にある柏原医院は、がんで悩む女性を1人でも少なくするために、がん検診に力を入れて取り組んでいます。当院では、「子宮がん(子宮頸がん・子宮体がん)検診」「乳がん検診(超音波検査:30歳代の女性が対象)」「大腸がん検査(便潜血検査)」などのがん検診が受けられます。がんは検診を受けることで早期発見・早期治療が可能です。30歳代の方でこれまで1回も受けたことがないという方は特に、一度受診されることをおすすめします。
検診で「5大がん」のリスクを低減させられます
当院で行っているがん検診以外、胃がん検診や肺がん検診についても、「できるだけ受診してください」とお伝えしています。「5大がん」と呼ばれる胃がん、大腸がん、肺がん、子宮がん(子宮頸がん・子宮体がん)、乳がんは、きちんと検診を受けることでリスクを低減させることが可能ですので、当院で受けられる検査以外も、他の施設できちんと受診していただきたいと思います。
当院で受けられるがん検診
子宮頸がん検診
公的補助が受けられます
大阪市に住民登録をしている20歳以上の女性は、2年に1回、公的補助を受けて子宮がん検診を受診することができます。公的補助を受けた場合、自己負担は400円です。
検査内容
子宮の入口(頸部)から採取した細胞を顕微鏡で観察して、異常がないか検査します。
子宮体がん検診
子宮体がんの特徴的な症状として、不正出血があります。もし、生理以外で出血が続くような場合には、そのままにせずに当院を受診するようにしましょう。子宮体がん検診では、内診と超音波(エコー)検査のほか、必要に応じて細胞診を行います。
乳がん検診
公的補助が受けられます
大阪市に住民登録をしている30歳代の女性は、1年に1回、公的補助を受けて乳がん検診(超音波検査)を受診することができます。公的補助を受けた場合、自己負担は1,000円です。
検査内容
30歳代の女性を対象に、超音波(エコー)診断装置を使って乳がんを検査します。
大腸がん検査
公的補助が受けられます
大阪市に住民登録をしている40歳以上の女性は、1年に1回、公的補助を受けて大腸がん検診(便潜血検査)を受診することができます。公的補助を受けた場合、自己負担は300円です。
検査内容
採取した便中に血液が混じっていないかどうかを確認することで、大腸がんを検査します。